徐朝興先生について。

中国工芸美術大師。中国工芸美術学会会員。中国工業設計協会会員。徐先生
 浙江省陶芸学会(副会長)。5.1労働勲章獲得(労働模範)。栄誉証
中国全国人民代表会議、代議士(衆院)。龍泉青磁研究所(総工芸師)。
朝興青磁苑(主宰)。 折江省陶芸家学会副会長。

西暦1943年03月21日(日)龍泉市に生まれる。
1956年(13歳)、『李懐徳』(リィ・カイトク)師匠に師事する。


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1979年、中米友好記念として、「中米友好玲琉燈」ホワイト・ハウスに寄贈。
      (現在、ホワイト・ハウスに収蔵。)
1980年 09月「龍泉青磁研究所」所長となり、古青磁・現代青磁の研究。
1982年 07月 師匠『李懐徳』との合作の52pの掛皿が現代国宝に認定される。餐具33点セット
1986年 餐具33点セット、全国の陶芸展で最優秀賞となる。
1992年 中国政府より、特別功労者。中国全国人民代表大会代表に初当選。
1994年 高さ65p哥窯・弟窯の混合型「梅瓶」。製作。「兜笠碗」「梅瓶」の2点、北京人民大会堂内に収蔵される。
※ 「哥窯」「哥」とは中国語で兄の意味。青磁の表面が亀裂の文様の製品。
   「弟窯」は弟の意味で、青磁の表面の亀裂のない製品。
※ 「哥窯」は南宋時代に瓶・炉・洗(汚水を捨てる壺)・盤(平らな皿)が多くつくられた。
   「哥窯」がどこに存在したかは現在も謎とされている。
1996年 中国工芸美術大師に任命される。中国全国人民代表大会代表に再選。 国家重要礼品の指定
1999年 「萬邦昌盛」「吉慶瓶」(藏物字22号)。建国50周年と人民大会堂40周年記念として北京人民大会堂内に収蔵され、国家重要礼品の指定を受けている。
工房、「朝興青磁苑」設立、主宰となる。

現在、中国伝統工芸士の第一任者として活躍中。


平成12年04月 記

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